肩こりの原因についてお話をしたのが前回の記事でした。
今回は、その原因を解決する方法についてです。
肩こりは、肩だけの問題ではなくなってきます・・・!
まずは、ちょっとおさらいです。
- 姿勢が悪い
- 同じ姿勢でい続けること
- 眼精疲労
- ストレス
- 内臓疾患
これらが、肩こりの原因でした。
運動などで、肩こりをどうこうできるのは、このなかでも…
- 姿勢が悪い
- 同じ姿勢でい続けること
これらになります。
ということで、姿勢が悪くなって、肩周りの筋肉がかたまって、むくんだり、こったりするのだから、そこを動かしたりして、肩をスッキリさせればいいのではないか?
というふうに、お考えの方もいるでしょう。
…たぶん、それでも良くなります。
一時的に(笑)
そう、姿勢が悪くなる「根本」の解決がだいじですね^^
肩こりスッとなくなる、というよりも、以下に書くような感覚が、根本から改善されている人に現れてきます。
「だんだんと肩こりを機にする回数がへる」
「整体に行く回数が減る」
では、なぜ姿勢が悪くなるのか、まずはこの画像を見てみましょう
この姿勢の方、ものすごく多いです!(スウェイバック姿勢といいます)
背中の上の方に赤で記しているのですが、猫背ですね。
猫背だから、頭が前にでて、首に負担がかかって、肩甲骨も前に出て、肩がこりますね。
そうそう、このイラストのように、頭の負担が、すべて首や肩にきます。嫌ですね。
では、先の姿勢を図解すると、どういう理由で猫背になっているかがわかります。
こんな感じに、
- お腹を突き出して
- 体幹の力が抜けて
- 結果的に頭が前に出る
という流れになります。
というわけで、土台が歪んでいれば、上も歪んでしまうということが、なんとなくわかりましたか?
では、ここからは、その土台の部分から改善するには、どんなエクササイズが必要なのか、解説と実践をしていきましょう!
1.「お腹を突き出して」を改善
改善するのは、股関節まわりの筋肉。座りすぎてて、硬くなったり機能がおかしくなったりしているはずです。だから、重心(土台)を支えられない。
その改善のためには、このエクササイズが必須です。
「スワンストレッチ」
座っているときに、固くなりすぎている場所を、だいたい伸ばせるストレッチです。
使う前に、まずはほぐしましょう!
「ショルダーブリッジ」
固くなって、うまく働かなくなった「お尻の筋肉」を活性化します。骨盤の位置の修正には、重宝します。
2.「体幹の力が抜けて」を改善
フッキンをすればいい!
というわけではありません。
フッキンが、「ニュートラルポジション」を思い出してくれるのが、大事なのです。
写真のように、後ろにつんのめったような体幹は、ニュートラルではなく、筋肉や関節がすごくアンバランスな状態です。ぎっくり腰にもなりやすい。。
このエクササイズ達で、思い出そう、ニュートラル。
「ソラシックツイスト」
固くなって、もうコリコリの上半身をほぐすストレッチです。難しいこと考えずに、とりあえずこれだけでもやりましょう!
「デッドバグ」
レッスンでは、毎回のように行うエクササイズ。ニュートラルポジションをたもったまま、手足をうごかしてみよう。
「サイドパッセ」
このエクササイズは、股関節をメインにしたものですが、横向きでもニュートラルを保つ!ということでピックアップします。だって、右の背中がはってる〜なんて、ありませんか?ということは、横の方向に歪んだり、ねじれたりしているわけです。だから、デッドバグのように、横にはぶれず、ねじれもしないエクササイズでは、足りないのです。
3.「結果的に頭が前にでる」を改善
最終的に、頭の位置をどうにかしたいですね。
でも本当に固い人は、固すぎて動かないので、体幹がしっかりしておかないと、全然聞効かせられない場所でもあります。
さて、この代表的なエクササイズをご案内します!
「アロー」
肩が開いて、背すじをのばすので、まさにこうなりたい姿勢に導くエクササイズです。
「リバースプランク」
姿勢が悪くなって、固くなっている部分を伸ばしながら行うエクササイズ。慣れればそんなに大変ではないので、オススメ度ナンバー1です。
いかがでしたでしょうか?
おそらく、レッスンでやったことのある種目ばかりだったと思います。
でも、自分にとってこういう役に立つんだ!
と思えば、取り組み方も変わってくるかもしれませんね^^
では、今回はここまで!
次回は、会社でできる、肩こり解消エクササイズのご紹介をしていきます!