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運動を習慣にするには?

 

 年始年末、飲んで食べてだらだらして、そろそろ不安になってきてはいませんか…?

もう、はっきり結論をいいましょう!

 

 

「元の生活(食事、運動)に戻せば、そのうちもとの体に戻ります」

 

 

はい。戻ると思うんです。

 

で、そこが問題なんです。

人間脳みそは、習慣をつくり、ラクをできるように、できているそうです。

 

運動をはじめたり、食事に気を使ったり、一度なにかを始めたら、習慣として続いたことがあるひともいるでしょう。

でも習慣になった人の分だけ、何かのきっかけでその習慣がとだえ、「やらない日常」の習慣に戻ったことがある人もいるでしょう。

 

つまり何が言いたいのかというと…

 

年始年末で、「運動もしないでだらっとすごす習慣」を身につけてしまった今の状態を、少しずつ変えていきませんか?

 

というお話です。

 


習慣をつけるのがヘタクソな人の特徴は?

 

習慣をつくるのがヘタクソな人の特徴を、以下にあげますね。

 

  • やる気になった時にやろうとする
    (きょうは運動するぞ!これからやれる時にやれるだけ頑張りたい!という日々変化する「モチベーション」に行動をまかせる人)

  • できない目標をたてる
    (今日から1日30分はウォーキングをするぞ!週3回は早起きをしてランニングをしよう!など、自分の体と心にとって無理な目標をたてる)

  • めんどうになる要因が多い
    (筋トレをしたいのに横になるスペースがない、横になるためのマットがない、通っているジムが遠い、皇居で週1回は走ろうと思っているなど、行動をおこすのに面倒になってしまう要因がある

  • 全部自分でやろうとする
    (家でまいにちトレーニングするぞ!などをできる人ならいいですが※できるならそもそもこの記事を読まないはず笑、「パーソナルトレーニングを利用する」「グループレッスンに参加する」「友達と一緒にスポーツをしてみる」など、強制的にやる気になる「仕組み」をつくらない人

 

 

 

 

どうでしょう?

最初にも書きましたが、人間はラクに行動できるように、脳がめんどくさい行動を排除していきます。

 

じゃあ、それをうまく利用して、逆に習慣にしちゃおうじゃありませんか!

 


運動を習慣にとりいれるには

 

上の項目であげた、習慣づくりがヘタクソな要因を、逆にとらえてみましょう^^

 

  • 運動をとりいれる「曜日」「時間」をきめちゃいましょう
    →お風呂にはいる時にやる

    →寝る前にやる
    →コピー機の前でやる etc.
    例えば、わたしは木曜と土曜に、トレーニングをがっつりやると決めています。
    それ以外の曜日は、仕事のスケジュール的に難しいので、気にしないようにしています。
    しかし、疲れきってしまっていても、設定した曜日になったらしょうがないやるか!とおもってイヤイヤはじめます(笑)ただ、いざ初めてみても、体調が良くないなと感じたら、あっさり終わりにするなど、「自分の心と体」の声はちゃんと聞きます。
    でも、また木曜と土曜になれば運動をすると決めているので、習慣がなあなあになって、やらなくなることはありません!


  • すぐできる、簡単な運動を目標にしてみましょう
    →お風呂に入る時にスクワットを10〜30回する
    →1日1回、どのタイミングでもいいので、プランクを30秒だけやる
    →カーフレイズ(かかと上げ)を、家を出る前に、20回やってから出る etc.
    ※人間の脳は「やり始めたら」「やる気が出る」ようにプログラムされているそうなので、この小さな目標が苦にならなくなったら、少しずつ種目や強度を増やすといいでしょう

  • 運動をしやすい環境をつくろう
    →お風呂でスクワットなら、汗をかいてもすぐ流せるので、やりやすい環境
    →ヨガマットなど、すぐ広げられる場所に置いておけば、いちいち用意するめんどくささが減ります
    →ランニングに着る服など、ひとかたまりにして保管しておけば、着る服に悩みません

  • やる気スイッチが入るように、ジムやパーソナルトレーニングなどを利用しよう
    →「パーソナルの予約」「スタジオレッスンの予約」をしちゃえば、強制的に気持ちのきりかえができます
    →むしろ運動を全部「ジムなどでやるレッスン」にまかせるのも大ありです
    →ちなみに私も、勉強のやる気スイッチがかなり入りにくい方なので、強制的に勉強してやる気がでるよう、定期的に「勉強セミナーの申し込み」をしています

 

そう、すっごい簡単な目標をたてて、すっごい簡単な運動からはじめてみるんです!

それは…


「⚪︎曜日にはジムに行く」

「お風呂でスクワットをする」
「床にあるマットの上で、プランクを30秒やってから家を出る」

「レッスンの予約をする」


こんなふうに、自分の生活スタイルに合わせて、簡単にとり入れられそうなことを、考えてみましょう。


オススメの自宅できる運動!

 

ここから先には、オススメの運動をピックアップします!
自宅でやるうえでのポイントは以下の通りです。

  • 1種目からはじめよう!
    1ヶ月ほど運動習慣がついたら種目や強度を増やそう)

  • 同じ種目を2〜4週間続けよう
    習慣にするために、何をするのか悩まなくてもいいようにします)

  • すでに自宅エクササイズをしていたけど、最近できなくなっていた…という方は、自宅でやっていたメニューを1種目に減らして、運動習慣をまずは復活させましょう!

 

 

 

 

プランク

目的:体幹を保持する筋力の強化
注意点:ニュートラルを保ったまま行う

回数:30秒〜

ひとこと難しいことは考えずに、1日1回、30秒からはじめてみませんか?

体幹、足、肩などの筋力がつくので、全身がぽかぽかしてきますよ!

サイドプランク

目的:体幹を保持する筋力の強化(横向き)
注意点:ニュートラルを保ったまま行う

回数:20秒くらい〜

ひとことこれも難しいことは考えずに、20秒〜からはじめてみましょう!横のウエスト、お尻、肩の筋力アップになりますよ!

スクワット

目的:足の筋力強化
注意点:背中を丸めない

回数:15〜20回 くらいから

ひとこと:下半身全体の筋力アップになります。むくみの改善にもつながりますし、座っている時間の長い人は、積極的にとりいれてみましょう!

ランジ

目的:足の筋力強化
注意点:背中を丸めない

回数:15回 くらいずつ

ひとこと前足はヒップアップ。後ろ足はストレッチをしながら太ももの前がわを筋力強化。スクワットに余裕が出た人は次にチャレンジしてみよう!

スタンディングフットワーク(つま先立ち)

目的:ふくらはぎ、内腿、お尻、お腹のひきしめ
注意点:かかとが離れないように

回数:8〜10回

ひとこと:つま先をV字に開いて、かかとをつけたまま、かかとの上げ下げをします。
もう難しいことは考えずに「かかとをつけたまま、かかとの上げ下げ」をしましょう!
これははたから見て、動きが少ないので、人知れずこっそりとりいれる種目にぴったりです


いかがでしたか?

 

 

さて、じゃあとりあえず「やってみましょう!」

 

「やる気」にまかせると、「習慣化できない」とさっき書きましたね^^


「やればやる気が出る」という脳の仕組みも利用して、やれるタイミング(曜日、時間など)を決めて、とりあえずやっちゃいましょう!

 

 

ではでは〜