カールアップで猫背防止!

 

ピラティスのレッスンで、よくカールアップというエクササイズを行います。

これは一見、猫背のように首を丸めているようにみえるのですが、じつは全くの大違い!
むしろ自分では気がついていなかった「猫背のくせ」を、矯正するのにすごくいいのではないかと思います。

 

この記事では、そのカールアップ

 

〈効果〉

〈やりかた〉

〈動作の解説〉

を説明していきます。

 

 

 

 

まずは、どんな運動だったかを、動画で確認してみましょうか。

 

 

この動画だけ、なぜか視聴回数がとても多く、不思議です(笑)

 

さて、どんな動きだったかを思い出しましたか?


カールアップの効果

  • 体幹のひきしめ
  • 首の位置をよくする
  • 姿勢をよくする
  • 反り腰の改善

カールアップのやり方

 

  1. あおむけに寝て、両手を頭の後ろにします
    (足幅は、こし幅くらい)

  2. 息を吐きながら、背骨が頭から1つ1つ上に伸びていくように、上半身を床から起こします
    (首からみぞおちあたりまで、背骨が均等なカーブを描くように)

  3. 息を吸いながら、背中の方の背骨から、床に1つ1つ戻して行きます
    (床につけた背骨が、反り返ってしまわないように、つけたままにしておく)

  4. 2と3を繰り返します 

 

〈回数〉

8〜10回(集中して行える回数)

 


動作の解説

 

最初に『自分では気づいていなかった「猫背のくせ」を矯正するのにちょうど良い』といったのですが、その「猫背のくせ」がどういうものなのかを説明します。

 

 

 

猫背のイラストを確認してみましょう。

 

そう、「頭が前に出る」から、猫背(背中が丸まる)なのですね。

というか、よく考えてみれば、頭を前に出さずに、背中を丸めることは、不可能…ですよね!

 

 

つまり「猫背のくせ」というのは、「頭を前につき出すくせ」

ついでにもう1つ「あごを上げるくせ」になります。

※猫背の人があごを適切にひいていたら、前をみられないですね(下のイラスト参照)
だから「猫背=あごが上がりすぎ」になります。

 

というわけで、カールアップをするときに「頭だけもちあげる」「あごが上がる」というクセがある方は、それに気づいて修正していくことが、姿勢の改善につながっていきます。

 

 

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【正しい動き】

カールアップでは、どんな風に筋肉が働くのか、イラストでイメージをしてみましょう。

 

他にもたくさん筋肉や関節はありますが、ざっくりイメージするとこんな感じになります。

頭から背骨を上にひっぱりながら動かすようにすることで、首の動きすぎを制限できて、腹筋(体幹)がきれいに働いてくれます!

 

 

 

 

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【猫背のくせでの動き】

 

猫背のくせが強い方は、下のイラストの様に、頭をつきだしあごを上げるようにして、上半身を持ち上げようとするのですが、イラストを見れば分かる通り、体幹はほとんど動かず、首ばかり動かしていますね

 

 

 

この首の動かしすぎに気づいて、それを修正しようとしながら動くことで、姿勢の改善につながっていきます!そのためには、頭から背骨を上に引っ張るイメージが大事になります。

 

 

 

 

 

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【反り腰の人の動き】

 

反り腰がつよいかたは、まず背中が床から反り上がりすぎています。

カンジンの反っている部分を、このカールアップではしっかりと曲げる様に動かしたいのですが…

 

いかんせん腹筋がよわすぎて「頭をつきだすように」動かしてしまいます。

つまり反り腰の方も、猫背のくせと、おんなじ動かし方なんです。

 

身に覚えはありませんか?

カールアップをすると、上のイラストの様に「首を曲げすぎて、あごの下に隙間が全くなくなっている」ということ。

 

レッスンに参加されている方は、わたしはよく「あごの下に卵が入るくらいの隙間を保ちましょう」

と、言っているのを覚えていますか?

そして「卵は、落とさず、割らずがベスト」とも言っています。

 

つまり、上のイラストだと、「あごの下で、卵が割れた」状態です。

 

つまり、背中が反っていることに気づかないと、「そこを曲げなきゃいけない」ことがわからず、上に起き上がろう!という気持ちばかり先行して、「頭だけ突き出すようにして」動いてしまいます。

 

 

 

 

これを改善するためには、「<背中の反りをなくす>ように床に背中をおしつけた」まま、「首から背骨を上にひっぱることで<首の動きすぎを制御>して」、自分の動き方を修正して行きます。

 

 

 

そうすると、けっきょくは最初にあげたイラストのように、正しい形でのカールアップになります。

 

 


カールアップまとめ

 

ここまでのお話をまとめると…

 

  • 猫背のくせは「頭をつきだす」「あごを上げる」
  • 猫背のくせに気づいて、「首から背骨を上にひっぱるよう」修正しながら動くことで、体幹がひきしまる
  • 反り腰の人は反っていることに気づき、「<背中の反りをなくす>ように床に背中をおしつけた」まま、「首から背骨を上にひっぱることで<首の動きすぎを制御>して」、自分の動きを修正していく

 

 

 

これらができて、結果的に、最初にお話をした「カールアップの効果」が生まれてきます!

  • 体幹のひきしめ
  • 首の位置をよくする
  • 姿勢をよくする
  • 反り腰の改善

 

 

 

しっかりとイメージはできましたか?

 

イメージができたら、無意識でもできる様になるくらい反復をすると、ふとした瞬間の姿勢もかわってきますよ!

 

それでは!