大きなジムには…
「マシン、スタジオ、プール、テニス、エステ、お風呂」という設備があります。
メニューとして「パーソナルトレーニング、スタジオレッスン」があったりします。
それらとの、賢いつきあい方の話。
そう、上にも書いた通り、ジムはいろーんな設備があるので、何でもできます。
でも、何でもできるんだけど、自分のライフスタイルや、目的にあった使い方をわかっていないと、気づいたら、行っていないのに(たま〜にしか行かないのに)10,000円の月謝を支払う「幽霊会員」に、あっという間になってしまいます。
実は、幽霊会員がジムの大半を占めております(笑)
では、自分にあった使い方を、以下の観点から考えてみましょう。
今現在ジムに通っている人は、使い方をここで見直したり、整理してみましょう。
スタジオレッスン専門、パーソナルレッスン専門の「スタジオ」に通っている方は、ここで利点を整理してみましょう!
<目的やレベルによって、どんなジムの、どのメニューを使うのかを考える>
1.目的によって、どこのジムがベストか考える
まず、目的以前に、ふるい分けの一番の根底にあるのは
「あなたはそこで、安全で健康にいられるか」
その基準に満ちないところは、お勧めできません。
例えば…
「膝が弱いけど、動かせば強くなるかと思って、キックボクシングジムに通う」
「股関節が生まれつき悪くて、最近痛みが激しいのだけど、歩いて筋力をつけようと思って、ジムのウォーキングマシンを使う(だけ)」
「動くと腰が痛いけど、痩せたいからたくさんカロリーを消費するトランポリンジムに通う」
というのは、これからも、安全で健康に過ごせる運動ではなくなっているので、お勧めできません。まず他にするべきことが、ある人たちです。
(後述しますが、まずパーソナルトレーニングで、土台の体の状態をよくして、自分にあった運動をおしえてもらいながら、「キックボクシング」や「トランポリン」などを楽しめる体にしていくのが、道筋になります。)
【目的】
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痩せたい、筋力をつけたい、とにかく動きたい
→有酸素運動のできる環境や、筋力アップのためのマシンがある「大きなフィットネスジム」
→24時間好きな時に有酸素運動や筋トレができる「24時間のジム」
→専門家が確実にあったのものをやってくれる「パーソナルトレーニングジム」
→運動量の大きい「ボクシング系ジム」
<筋力を上げるため、カロリー消費を促すための施設があるところ>
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痩せたいけど、初めての運動だから、まずは基礎体力や筋力をつけたい
→自分のレベルに合わせて運動を選べる「大きなフィットネスジム」
→専門家がしっかりみて、確実に効果の出る「パーソナルトレーニングジム」
→土台づくりが専門分野の「ピラティススタジオ」
→レベルがさまざまあって、スタジオ数も多い「ヨガスタジオ」
<強度が高すぎず、コンディショニングをしっかりできるところ>
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痛みやコリや歪みをどうにかしたい
→オプションメニューでパーソナルトレーニングがる「大きなフィットネスジム」
→オプションメニューでパーソナルトレーニングがる「24時間のジム」
→ピラティス専門家や、アスレティックトレーナー、理学療法士など体のプロフェッショナルが在籍する「パーソナルトレーニングジム」
→細かなアプローチができる「ピラティススタジオ」
<専門知識があり、自分の体を一対一で評価して、エクササイズを教えてくれるところ>
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運動習慣をつけたい
→運動できる時間の幅がおおきく、お風呂などの設備があるので習慣になりやすい「大きなフィットネスジム」
→いつでもいける「24時間のジム」
→お気に入りのレッスンに参加することで、運動する習慣がつきやすい「ピラティスやヨガスタジオ」
→いきやすい雰囲気の「ボクシング系ジム」
→回数券をかって予約をすれば、強制的に習慣がつき、よい体も身についてしまう「パーソナルトレーニングジム」
<忙しい人は、時間に制約されないところ。約束があったり、レッスン形式でなければ重い腰が上がらないひとは、そういうグループレッスンのあるところ。>
さて、整理できましたか?
とにかく、初心者や体の不調を感じる方は、「自分自身で、自分の動きを見ることは不可能」なので、専門家のパーソナルトレーニングで学習していくことが先決です。
忙しくてレッスンの時間にあわない、という方は、いつでもいけるジムに行ってもいいと思います。大手のジムでは、スタジオレッスンはたくさんの本数が行われていますよ。
一番大事で、唯一、運動効果の出る方法は、
「運動をする」ではなくて、「運動をつづける」ことなのです。
運動を習慣にしやすいやりかたをみつけてくださいね!
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